一日で(まともに)書けるキャパシティ


とある友人から
「紅髪さんはいざ何かに取り掛かるとなると常に限界までやろうとするから,
突然エネルギー切れて眠ったりする.
もっとも,個人的にはむしろ,
紅髪さんの”いざ”がつかめないことが歯がゆいんですが」


・・・と言われたのですが,
私は,何か文章を書くとなると,
それがメールだろうが論文だろうが
集中して書ける限りは集中して書きたいので
結果的にそうなるようです.


どうやらそのへんの力配分は,皆さんうまくやっているようで
メールにはそれほど集中力を注いだりしないし,
逆に論文などには集中するようで,
どうもそのへんが私の”いざ”という時を
掴みにくくしているようです.


それも良し悪しで,
研究やら論文やらで文章を書く機会が増えると,
blogを書くまで気力が持たないことが多いのが私.


文章に取り組む姿勢に平等不平等は少なくても
絶対的に優先順位はあるので,
うしろにまわされる文章は,
内容云々以前に執筆頻度が下がります.


このへんのスタンスも,人によって違うようで,
他に書かねばならない内容があると分かっていると,
好きなことが書けるblogの更新を優先したくなる,という話はよく聞きます.


「一日で(まともに)書ける文章量は個人ごとに限界があるのではないか」
ということは常々感じていることなのですが,
毎日まめに,しかも質の高い文章でblogを更新している方たちを見ていると,
どれだけのキャパシティがあるのだろうと思ったりします.


こういう話題でよく聞くのは「継続は力なり」という言葉なんですが,
ことblogにおいては,毎日書き続けることで文章がうまくなっていくことより,
毎日更新を続けることによって,
キャパシティが少しずつあがっていくことがむしろ重要なのではないでしょうか.


・・・いやもちろん,長く書ければいいってもんじゃないですが.


そのへんの調節ができるかどうかも,
キャパシティに余裕があればこそだと思うのです.