歓迎するのはトラックバックかコメントか


前回の更新からだいぶ間があいてしまったな,と思って
とりあえず最後の更新分を読み直していたら,
トラックバックしてくださった,
「明日は明日の風が吹く」のyas-toroさんが
まさにトラックバックについて書かれていて,
さらにその時点で一番最近の記事として記事,


「■コメント欄の敷居に体当たり(from ゆずゆの悪戯)」


・・・でコメント欄について書いておられたのがなんとなく印象に残りました.


何が印象的だったかというと,
yas-toroさんはそれぞれを自分なりのスタイルで
使い分けているということです.


そんなことは当たり前だといわれればそうです.
ただ,yas-toroさんは
よく私のblogにトラックバックしてくれる方ですが,
私のblogにコメントを残していったことはないことに気づいた瞬間,
これが実に興味深く思えてきました.


私は別にyas-toroさんにコメントを残していって欲しいから
こんなことを書いているわけではなく,
yas-toroさんのスタイルにおいて,
おそらく私のblogの位置づけはコメントするタイプのものではなく,
トラックバックするタイプの認識なのではないか,ということが
言いたいのです.


私の日記はこれまで自他共に触れてきましたが
日記というよりコラムに近い感じで書いているので,
yas-toroさんに限らず,
私はどちらかというとコメント欄にコメントされるよりも,
トラックバックされて考察を述べてもらえるほうが好きです.


コラム的に何らかのテーマについて記述した場合,
・・・これもまた個人的な好みなのですが,
コメント欄でそのテーマについて議論に発展する状況が
どうもスッキリしないというか,
議論に発展させるくらいなら,
もうちょっと考察を深めて,メインのトピックスで
思う存分語ったほうがいいような気がするのです.


ネット上というのは時間的にも空間的にもあいまいな世界で,
自分の存在も他人の存在も不確かなものですから,
自作自演が普通にまかり通ってしまいます.
それならいっそ,純粋に自分の感じたことだけを淡々と述べて
反応を期待しないのも一つのスタイルなんじゃないかと思います.


少なくとも私は,問題提起をしても
何らかの正解や,ましてただ一つだけの答えを
出したくて語っているわけではないので,
「そういう考えもあるんだなぁ」と思えただけで
十分幸せな気持ちになれるのです.


ちなみにいくらblogが広まったからといって,
必ずしもblogを持っているとは限らないし,
いつでも長々と考察を書けるような状況にある人も稀でしょうから
コメント欄はコメント欄としてあって欲しいとも思っています.


紅髪の小部屋は
トラックバックでもコメントも両方歓迎しております.
スタイルに合わせて使っていただけることが喜びでございます.