価値あるヒット数


リンク元を見ていると、
はてなダイアリーの機能を利用して、
特定のキーワードで飛んでくる方が多いことに気が付きます。


それこそ人気アニメや人気芸能人の名前を使った日には
それだけで100ヒットくらいを稼いでしまったりするのですが、
サイトの開設当初はそれだけでもカウンターが回るため、
なんとなく気分がよかったものです。


そのころの自分は、カウンターによるヒット数が多ければ多いほど、
それだけ自分のページが読まれている、と考えていたわけですが、
そうとは限らないと気が付くまでだいぶかかりました。


更新するたびに確認することでカウンターが回ることに関しては
やむを得ないとわかっていましたが、
更新が完了した時点でのカウント数を記憶しておいて、
次の日のカウント数と比較して100以上カウントされていたりすると
一人ニヤニヤしていたりすることはよくありました。


しかし、もっとよく考えると本当に読まれたかどうかと言うのは
確かめる術がないのです。


偶然何らかの検索エンジンで私のサイトが引っかかって、
開いては見たけれど、ただ単語が使われていただけ、とか
そんなときはさっさと別なページへいってしまうわけで、
それはもう面白い面白くないとかそういう次元ですらなく、
ただ「開いただけ」なのですが、それでもカウンターは回ってしまいます。


先日Aveさんと日記について話す機会があったのですが、
そのときのコメントはこんな感じでした。


「私の日記サイトはほぼ身内の人しかきておらず、
カウンターもほとんどまわっていないけれど、
それはそれで、その人たちに読んで楽しんでもらえる内容を書こうと思えるから
十分機能してると思う」


人気アニメや人気芸能人の名前を使って得た100ヒットと、
間違いなく読んでくれたであろう10ヒット、
いったいどちらの方が価値のあるものでしょうか。


最近の私は後者をとりたいと思うようになりました。