スイマーになった日

ジム通いを始めました。


初日はトレーニング機器を使ったので
二日目の今日はプールを利用してみました。


5階建てのジムで、
3階にプールがあるというのはすこし不思議なのですが、
基本的にビルの水周りというのは
一度屋上に水を上げてしまうのであまり関係ないらしいですね。


夕方頃に入館したのですが、
その時間はちょうどスイミングスクールの時間でした。
たくさんの子供たちがメインのプールで教えを受けていました。
(この時間、私のような一般者向けにはサブプールが開放されています)


私は中学校時代、3年連続で水泳の県大会に出てたくらいですので
そこそこ泳げるのですが、
きっかけとなったスイミングスクール通いというのは
それほど楽しかった記憶がありません。
はっきり言って、かったるい、あるいは憂鬱なイメージだけです。


スキーの時もそうでしたが、
どうやら私はスポーツに関して、
よけいなことを考えすぎる悪い癖があるようで、
それは今に始まったことではないようです。


週に1度の、それもたった1時間とはいえ、
その間、コーチに叱咤されて”泳がされる”時間は
自分でもなぜそんなことをさせられなければならないのか
ずっと疑問に感じながら、
ただひたすら「親が行けというからには行かねばならない」という
「義務感」のみで自分を無理やり納得させていた気がします。


始めたきっかけは覚えています。
父が・・・


「船が沈没したときに泳げないと溺れ死ぬから」


・・・と言ったことでした。
正論といえば正論なので、
通う理由に迷ったときにそれを思い出したときもありました。


ただ、よく考えると・・・
泳げたところで、大海原に投げ出されたら

陸地にたどり着く前に泳ぎ疲れると思います。


そもそも、私がこれまでの人生で、
船に乗った回数は10回に満たないのですから



船が沈没する状況は、
それほど頻繁に起こりうる事態だとも思えません。


・・・とはいえ
自由自在に水の中を泳げるというのは
それはそれで気持ちのいいものですし、
部活動などで活躍のチャンスにめぐまれたことを考えれば、
通っていてよかったと思います。


今日、入館する間際、
送り迎えのバスから勢いよくその子供たちが駆けていったのを
見かけたのですが、ここのスイミングスクールというのは
それほどまでに楽しいものなのでしょうか。


・・・そういえば私が通っていたのも木曜日でしたっけ。


もちろん木曜日も嫌いでしたよ(爆)