本命紅髪

OPの一コマ

他のアニメ初見感想はおいおい書くとして・・・
これだけは書いておかねばなりません。

To Heart 〜Remember my memories〜


待ってましたよ、ホント!


スタッフが違うことは前もって分かってたので
細かいことは気にしないで、楽しむつもりです。


・・・とはいえ、
前作に強い思い入れがある私としては相違点などが
気になるのもまた事実。
関東ローカル見れない人も多いでしょうから、
とりあえずあまりネタバレしない程度にふれてみたいと思います。


①アニメ版の続編というより、ゲーム版の後日談


これは、回想シーンでアニメ版のエピソードではなく
ゲーム版のエピソードが取り上げられていることからわかります。

スタッフが違うのに無理をして続編をやろうとするより
むしろ潔いと思うですが、どうでしょう。


②全員1年進級している


我らが主人公・浩之ちゃんは原作で2年生でしたが、
3年生として登場してきます。
ポイントはその一年間になにがあったか、なのですが
基本的にゲーム中のイベントを一通りこなした感じになっていて、
攻略ルートでいうと「あかり編」「マルチ編」を選択した感じです。


他の女性キャラが浩之ちゃんとあかりに気を使っているあたりとかは
アニメ版の延長だと見ることが出来ないので、
見所といえるかもしれません。


③キャストは一緒


例外的に長瀬主任の声が大林隆之介じゃない点を除けば
ほとんどのキャストが前作のアニメと同じです。
特に我らが主人公・浩之ちゃん役の一条和矢さん続投というのが最高です。
序盤、所々でおじゃる丸の”青ベエ”っぽい台詞に聞こえたのは
勘を取り戻してなかったからなのか、私の耳が悪いせいなのかどっちでしょう(笑)


③なんだかんだ言ってもアニメ前作の影響がちらほら


冒頭であかりのモノローグ(独白)があったり、
浩之ちゃん宅はレイアウトが違うのに
あかりの部屋はレイアウトがそのままだったり、
気にしなければ見過ごしそうな部分で共通点があります。
制作側の事情はどうあれ、見つけてニヤっとするのもまた一興です。


④どうやら主人公は浩之ちゃん


前作のアニメは、基本的にあかりの視点で話が進んでいたので
主人公は浩之ちゃんですが、心理描写はあかりに重点が置かれていました。
その点、今回はゲーム版の後日談だけあって
浩之ちゃんが話の軸になっています。
「進路決定を迷っている」というのはありがちですが、分かりやすいです。


そんなわけで・・・


私は原作主義の信者とかリメイク前信者とかではないですし、
前述のように、むしろハッキリと区別して見ることができたので、
みどころが十分だと思ってます。
(TEAM大和撫子のメンバーで上映会するときには
さらにコアな部分の指摘もするでしょう)


この作品を単体で見たときの評価をするのは
思い入れの強すぎる私にはできませんが、
少なくともファンの期待を裏切ってはいないと思います。


毎週楽しみです。