男のシンクロ

同居している弟が
ウォーターボーイズ2を毎週楽しみにしているので
私もなんとなく見ていたのですが、今日は最終回でした。


最終回2時間スペシャルということでしたが、
直前にウォーターボーイズ大会を2時間放送しており、
弟はそこから見るというので、
実質4時間も男のシンクロを見ていた計算になります。


我が弟は、
大会のシンクロとドラマのクライマックスでのシンクロを
比べてやろうということでずいぶんと熱心に見ていたのですが、
私は夕飯の準備しながらだったので
きちんと見たのは決勝になってからでした。

そこだけ見ると・・・
敗れた高校のほうが演技がうまかったような気がしたのですが、
演技後に各高校の名前と学年を見ると、
勝った方は全員3年生で、敗れた方は全員2年生以下でした。


来年あたり
彼らをもう一度大会に招待して盛り上げる、とか
いやらしい魂胆が見え隠れしているような気がするのですが
考えすぎでしょうか。


審査員の紹介もなければ採点基準も明確にされていませんでしたし、
そういう意味では
「予選で失敗した2校が互いの大技を成功させられるかがカギ」
・・・という決勝の煽り文句もどうかと思います。
演技に失敗しても決勝に来れる、というなら
とりあえず大技に挑めばいいことになってしまいます。


まあ、あとにひかえた最終回2時間スペシャルを考えれば、
前座的な意味合いが強いので、
盛り上がれば十分なのでしょうが、今ひとつ釈然としません。
アテネオリンピックの日本とロシアの僅差は
納得だったのですが。


さてさて
ウォーターボーイズ2の最終回は、というと・・・


1顧問の先生が学校を去るということで
新しい顧問を、もとシンクロ選手の女先生にお願いするも
受け入れられず危機感を募らせる。


2その女先生も再びシンクロを受け入れることができない理由があったが、
相手の熱心さや、元先輩の話などで思い直して引き受ける


3発表当日の天気は嵐で開催できず、顧問は翌日学校を去らねばならない。


4何とか現在の顧問に演技を見せようと、翌日の再決行を校長に懇願。
これまで応援してきた人たちの協力で申請がとおる。


5サブヒロイン、主人公に対するほのかな想いを捨て、
メインヒロインに譲る。


6主人公、親との確執を演技前に和解。


7大団円


エンディング メインヒロイン、チームメイトに見送られて転校。


さすがに最終回だけあってとんとん拍子に話は進み、
飽きない展開でした。


ところで
メインヒロインの「しおり」ちゃんが
主人公に自作の曲を披露するシーンがありましたが、
タイトルが「旅立ちの詩」だった気がするんです。


・・・ときメモ関係ないですよね?


■ときめきメモリアル ドラマシリーズVol.3 旅立ちの詩


まあメインヒロインは「矢沢 栞」
ときメモは「藤崎詩織」ですが。


・・・せっかくなんで、メインヒロインの「矢沢 栞」嬢について。
彼女はラストに唯一主人公を見送ることができた同級生だったのですが、
(シンクロ部員たちは先回りして電車を追ってきた)
告白するわけでもなく、再会を約束しただけでした。


はっきり言って
サブヒロインの方が美味しい役どころだった
・・・と思うのですが、どうでしょう。


ちなみに我が弟はサブヒロインの梢ちゃんが終始お気に入りだったので
満足しているようでしたが。