コミティア69体験記(後編)
29日
AM9:30
ヲタクイベントの聖地にして戦場の東京ビッグサイトに到着。
この日は東館でコミティアが開催されていたのに対して
西館ではワンフェスが開催されていました。
同時開催は珍しいことでは無いと聞かされていたのですが、
むしろ驚いたのはしゃかもさんが
ワンフェスにきているという連絡をメールしてきたことでした。
ガンプラ好きなのは知っていましたが、
こういうイベントには縁の遠い人だっただけに意外です。
天気があいにくの雨にも関わらず人は多かったと思います。
・・・夏コミには到底及ばないのですが。
AM10:00
浅間さんより一足先に開場入りして、ブースの準備。
付け焼刃の知識とはいえ、
両隣のサークルへの挨拶はしっかり完了。
・・・私はあくまでオマケのハズなんですが、
浅間さんが来てない以上仕方ありません。
コピー本なのでそれほど派手なアピールができるわけもなく、
配布チラシを整理してイスを設置した後は
早々に製本作業に取り掛かりました。
ふと気がつくと隣のサークルも出展準備が整った模様。
横目で眺めると・・・あれ?
どこかで見たような絵の本です。
えーと、机のサークル名は・・・「へろへろ亭」
げげげ!!!
よりにもよって「放蕩オペラハウス」がらみの方ですかっ!
「放蕩オペラハウス」さんは
この日記からアンテナを張ってあることからも分かるように、、
私が毎日更新を楽しみにしている大手アニメキャプチャサイト。
サークルの「へろへろ亭」はそのデザイン及び
同人誌発行の際の名義なのです。
こりゃもうサイトの管理人、
ワダツミさんと是非お話するしかありません!
紅髪
「あ、もしかしてワダツミさんですか?」
ワダツミ
「そうですー」
紅髪
「いつも更新お疲れ様ですー」
ワダツミ
「こりゃどうも。
更新といえば今日はコミティアの入場時間把握してなくて、
まったり”マリ見て”の更新しようとしてましたよ。ははは!」
連日万単位のヒット数をたたき出すサイトの管理人はさすがです。
AM10:30
浅間さんがようやく到着したので製本のペースを上げましたが、
案の定順番を間違えるミスを連発して、
微妙に出来の悪い本もちらほらでしたが、
一応の形になった本を20部用意して一般入場を待ちました。
AM11:00
拍手とともにコミティアが開幕です。
お約束の「走らないでくださーい」は、
コミケだけに限らず即売会の特徴だということがわかりました。
PM12:30
2時間もしないうちに本は4部売れました。
すべり出しとしては十分です。
有名なサークルになって、
ひっきりなしにやってくるお客さんに
どんどん売るというのも夢ではありますが
初めて即売会に参加した身としては
1部でも売れればそれで上出来だと思っていた部分がありました。
私がメインで描いたわけではないのですが、
やはり手にとってもらって売れる瞬間というのは
非常に嬉しいものです。
PM13:30
浅間さんが店番をしているというので、
お言葉に甘えて会場をめぐらせていただくことになりました。
私は隣のサークルがどこだかすら分かってなかったくらいなので
当然カタログを持っているはずも無く、
ジャンルなどを明確に把握してまわったわけではありませんでしたが、
その場で各サークルごとの特徴を見てまわるだけでも楽しかったです。
PM15:30
コミティア終了。
トータルで10部売れました。
最後の30分はさすがに徹夜がたたって、
私も浅間さんも眠気でグロッキーでしたが、
一応2ケタ販売達成です。
コミティアは創作限定の同人誌即売会なので、
いわゆるパロディをあつかった即売会とは毛色がことなり、
個性的な作品を発表している人が多い傾向にあります。
ときにはあまりにも個性が強すぎて
近寄りがたいサークルもありますが、
それも場合によっては魅力として受け止められる人たちが
集まってくるあたりがまた面白いところです。
参加前に「雰囲気を味わう」ことを
目標としてかかげていたわけですが、
これは十分達成できたんじゃないかと思っています。
次回参加は未定ですが、
基本的に積極的な参加を考えていこうと思っています。