「第1回 覚悟」


紅髪が食べ放題好きであることは何度となく取り上げてきたのですが、
一概に「食べ放題」といっても、
対象メニューによって形が違います。


オーソドックスなのは
「バイキング形式」
「お代わり形式」


・・・の二つで、
「バイキング形式」がセルフサービス、
「お代わり自由形式」は店員に頼む形です。
両方ともメリットデメリットがあるのですが、
この日記でも追々取り上げていこうと思います。


ちなみに紅髪がどちらを好むかといえば、
基本的に「バイキング形式」です。
料理を運ぶ手間より店員を呼ぶ手間のほうが面倒だと考えるから、
というのが主な理由ですが、
実はその境地に達するためにはある程度の覚悟を要します。
簡単に言うなら、


「何度も料理をとりわけに行くのが恥ずかしい」


・・・という感覚を捨てることです。


どんなタイプの食べ放題を攻略する上でも重要なのが
店側の狙いを把握することです。
基本的に食べ放題の店は食べ放題をうたっていても
「できるだけ食べないで欲しい」のが本音なので、
その上でどんなタイプの店でもまず意識するのが、
「お客に「ためらい」を生じさせること」です。
取り皿が小さいのは何度も足を運ばせることに
一役買っているといっていいでしょう。


ゆえにそこで躊躇するようでは店に屈することになります。
つまらないプライドは捨てるべきです。
そもそも食べ放題の店に入った時点で、
高尚なイメージは望めませんので、
今更そこでためらうことには何の意味もありません。
むしろ「どれだけ食べたか」こそがステータスだと考えるべきです。


・・・入店前にこれを演説したら
意外と士気が高まるのではないか、と思うくらい
バカっぽい内容ですが、今後の展開をお楽しみに。