並列表記の罠


そんなわけで皮膚科に行って来ました。
皮膚科に不信感を抱いていたという割に、
あっさり受診へ行ったことを不思議に思うかもしれませんが、
別にいい医者を見つけたわけではありません。


「近所に皮膚科があった」


・・・それに気付いたからに他なりません。


こう言ってはなんですが、
まったく期待しないで行きました。


弟も皮膚科に通う際は、
「診察にはまったく期待せずに薬を貰う許可を受けに行く」
・・・と割り切っているようでしたし、
それならいっそ近所の方がいいだろうと考えてもいたのでそれほど迷いませんでした。


それで、どうだったかというと・・・


予想外に好印象のおじいちゃん先生でした。
ちゃんと肌を見てくれましたし、何より


「他に気になる部分は無いかい?」


・・・この一言が嬉しかったです。
それらをすべて見た上で症状を判断してくれました。


受付のオバチャン看護婦に愛想が無いのはこの際不問です。
むしろ受付の看護婦が愛想良いだけの皮膚科が多いくらいなので
良い皮膚科ほど受け付けの愛想が無いのかもしれません。


・・・ところで、ひとつ気になる点があります。
その医院の看板には


産婦人科・皮膚科」と書かれていることです。


確かに女性の患者さんが多かったです。


別に気にしなければいいことなんですが、
待ち時間の間、


「あの女性は皮膚科目的なのか?それとも産婦人科目的なのか・・・?」


・・・とか考えていたらあっという間に順番が回ってきました。


ムダに想像力をかきたてられる空間でした。