信者にならない程度の敬意


ここ最近のエントリにyas-toroさんのエントリを引用する機会が多かったので
偏りすぎかなぁ、などと考えてもいたのですが、
yas-toroさん本人がタイムリーな話題をいくつか取り上げておられたので
その記事にトラックバックしつつ、エントリを書いてみます。


■内輪だけで盛り上がる閉ざされた空間(from駄文にゅうす)
<明日は明日の風が吹く>


そもそも、私が冒頭で述べた、「偏りすぎかなぁ」と思った理由を挙げるとすれば、
私の取り扱うトピックスが内輪のことだと思われることを懸念してのことです。
それは別に仲間意識としてどうこうというより、サイトの方向性としての問題でした。
yas-toroさんの<明日は明日の風が吹く>がニュースサイトである以上、
その目的は「ニュースそのものの紹介」であって
yas-toroさんの紹介ではありませんから、
取り扱っているニュース以上にyas-toroさんの存在が前に出てきては、
サイトの方向性を否定しかねないわけです。


ご自身も折にふれて「単に好きなことを書きたいだけだよ」と述べておられますし、
せいぜい「ニュースチョイスのセンスがいいですね」
ぐらいに思われるくらいがちょうどいいのではないかと思うのです。
しかしながら、私のblogでの引用回数が多いという絶対的な事実の前では、
読んだ人が「yas-toro信者かよ」と思われてしまってもしかたないのです。
私がそのへんをどのように考えて書いているかなんてことは、
今回のような機会を設けて説明でもしない限り分かりません。
ゆえに、もっとも無難な方法として、
「ネタの引用先を特定のサイトに偏らないようにする」という発想に行き着くわけです。
そういう点において、yas-toroさんに対してのみ、どうこうということでもありません。


引用先の記事にあった事例は実生活でのことでしたが、私とyas-toroさんの例は、
後述されていた、こちらの関連項目のほうが分かりやすいかもしれません。

はてな側でどういう騒ぎになっていようと気にしない。
被るネタになるかどうかは、自分が判断すれば良いんじゃないかと。
自分でも面白いと思えば被っても構わないし、
つまらないと思うなら、はてな村内で騒がれててもスルーで。
村人じゃなくて旅人のスタンスで。
興味があれば首を突っ込む事だってあるんじゃないかな。


『他の人だって取り上げているかもしれないし、ネタは被って当然、
ただし、それを聞いたのが、たまたまyas-toroさんからだった』
・・・ぐらいの認識を持ってもらえるのが、私の理想といったところでしょうか。


程度の問題ではあるかと思いますが、「yas-toro信者かよ」とまではいかなくても、
「yas-toroって人はいつもいいネタを拾ってくるんだな」くらいには
とって欲しいなぁ、と考えています。


それぐらいは、引用先への敬意だと思うのです。