着色料の思い出
飲んでみましたよ、ペプシブルー。
コカコーラC2に比べれば
味云々より色のインパクトがあるので強烈です。
それにしても久しぶりに見ましたね。
最近では駄菓子屋のどうしようもないお菓子や
「ねるねるねるね」に代表されるケミカル食品くらいでしか見かけなくなった、
着色料「青色1、赤色102」という表示。
私は着色料というと思い出すのは
中学校時代にやってきた「教育実習生」です。
もはやどこの大学からきたかは忘れてしまいましたが、
最初の自己紹介で、
「食品に関する研究をしている」と言った、
その教育実習生は休み時間に私が大学の話を聞くと
「青いオレンジ味アイス」
・・・について詳しく語ってくれました。
なんでも研究の中で着色料をあつかった実験があり、
その一環で作成したのだそうです。
私がそれはおいしくなさそうだ、とコメントすると、
その実習生は笑いながら
「いやー、味は間違いなくオレンジ味なんだよ。
それにね、詳しく調べればわかることだけど、
むしろ色がついてない食品とかのほうが、
よっぽど体に悪い薬品で脱色してたりするんだよ」
・・・そう答えました。
私は目から鱗で、その人の顔を忘れた今も
こうしてその話だけは覚えています。
その後、あの人は先生になれたのでしょうか。
まさか、ペプシブルーを作っているとは思いませんが。