長文が長文たるゆえん


すでにトップからは外れていますが


■読まぬなら読まして見せよう長文テキスト<駄文にゅうす>


こちらのほうで取り上げていただいたので,
長文テキストについて取り上げてみようと思います.


結論から言うと・・・・(<umeさんコメントありがとうございます)


長文が長文たるゆえんというのは,
長さに見合った情報量が,
その文章にないからではないでしょうか?


もっとも,書き手に分かるのは書き手なりの,
適切な情報量と文章量のバランスだけなので
読み手が感じる適切な情報量と文章量のバランスは
頑張って客観的に自分の文章を見ることでしか把握できません.
ぶっちゃけ想像するしかないでしょう.


そんな努力を全ておこなってなお,
「長文過ぎる」と評価をされるのが現実だったりします.


ものごとについて詳しく述べようと思ったら,
それだけ文章量が増えることは自然なことのはずですが,
それはあくまで書き手側の都合でしかありません.


読み手からすると「どれだけ関心があるか」によって,
求める情報の詳しさが違うので,
関心の薄いことについては,
取り扱っているトピックスにとって本当に必要な情報量であっても,
長々と書かれている,と判断されてしまいます.


この,絶対的な感覚の「ズレ」を埋めるため,
長さに見合った情報量って何だ?ということに
私は日々試行錯誤を繰り返しているのですが,
「くどい」という評価をいただくことが多い一方,
「くどい」ことを前提にして
読みに来てくださる方がいるのも事実だったりします.


もしかすると,そもそも
「文章の長さに見合った情報量」なんてものはなく,
自分の感覚とマッチした,
「情報量と文章量のバランス」を持つ人を見つけることが
モアベター(ベストが存在しないから)ってことなのかもしれません.